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【経験者談】不動産業界の魅力ときつさとは?

不動産業界で働く場合、業界特有のさまざまな魅力や乗り越えなくてはならない壁に直面します。

今回は経験者の話を踏まえて、不動産業界の魅力やきつさについてみていきましょう。

目次

不動産業界の魅力

不動産業界には、働く中でたくさんのスキルを身につけられる魅力があります。

特に、高い専門性を必要とする点や多くの人と関わる業界であることから、社会人としてレベルアップできるスキルを身につけることが可能です。

実際に不動産業界で働く人の意見も踏まえて、どんな魅力があるのかみていきましょう。

不動産に関する知識が身に付く

不動産業界で働くことで、業務を通じて不動産に関する豊富な知識を身につけることができます。

不動産業界は高額商品を扱う上で多くの法律に基づいて営業活動を行う必要があり、特定の資格を持っていないと説明できない事項もあるほど、高い専門性が求められる業界です。

しかし、一度業界内で知識を身につけることができれば、自分や友人が家を建てる際にも自分自身の判断で好みのマイホームを建築することができます。

実際に、不動産業界で働いている中で得た知識を活かし、自分自身がマイホームを購入する際には自分の思い通りの家を建てることができたと話す人も多くいます。

人脈が築ける

不動産業界で働く上で、さまざまな業界の人と繋がりを持つことができます。

不動産業界は、実際にお客様が家を購入するまで多くの人と関わりながら仕事を進めていく必要があります。

例えば、商品として売り出す家を建てるための土地を見つける場合、地元の建築会社や地主と関わりを深めていくことが重要です。

他にも、住宅ローンを組むために金融機関の担当者と顔見知りになったりすることもあります。

このように複数の業界の人と関わる機会が多いため、自分自身の専門外の分野で相談したい事項がある場合に気軽に相談できる人脈を築くことができます。

コミュニケーションスキルが身に付く

不動産業界で働く場合、仕事をしていく中でコミュニケーションスキルを身につけていくことが可能です。

不動産業界で働く場合、会社の内外を問わず数多くの人と関わり合いながら仕事を進めていく必要があるため、自然とコミュニケーションスキルを磨いていくことが可能です。

最初は業界も違う人とコミュニケーションを取ることに苦戦する人もいますが、業務上のすり合わせを行っていく必要があるため、半強制的に会話を試みようと考えることになります。

実際に、不動産業界で働く中で金融機関や建築会社といった他業界の人ともほとんどの人がスムーズに会話できるようになっていきます。

不動産業界のきつさ

不動産業界にはさまざまな難しさやつらいと感じる部分も存在します。

特に、不動産業界に就職したての社会人ほど業界特有のきつさを感じる傾向が強いです。

きつさを感じているうちは仕事に打ち込むことが辛いと感じる人がほとんどですが、一度乗り越えてしまえば不動産業界のビジネスマンとして活躍していくことができるはずです。

実際にどのようなきつさがあるかみていきましょう。

体力的に厳しい

不動産業界は体力的に厳しい業界として有名です。

労働時間も長期化しやすく、夜遅くまで残業する会社も数多く存在します。

実際、日中に受信したメールを返す暇もなく、日付を超えてから銀行宛のメールを整理したという経験を持つ営業マンもいます。

また、体力が求められる業界であることから体育会系の部活に所属していた人が数多く在籍している傾向も強いです。

元々の体力があれば会社に勤めている間もパフォーマンスを維持することができるため、体力が豊富な人が集まりやすいと考えられます。

以上より、体力的に消耗する場面も多いことから、自分自身が体力に自信があるかどうかによって不動産業界で活躍できるか左右されると言えます。

週末も働く場合が多い

不動産業界に就職した場合、基本的に土日は出勤しなくてはなりません。

理由として、住宅展示会や家の購入の相談に来る人は基本的に土日に来店することがほとんどだからです。

そのため、土日は基本的にお客様対応に追われて平日以上に忙しくなることが多いです。

また、不動産業界は基本的に水曜日を定休日としている会社が多いですが、「契約が水に流れる」ことを嫌って水曜日を定休日にしているという説もあります。

実際に多くの不動産会社が水曜日を休みとしているため、金融機関の住宅ローンを担当する部署も同様に水曜日を休業日としている傾向が強いです。

日々勉強が必要

不動産業界で働く場合、多くの専門知識を求められるため日々勉強することが必要になります。

例えば、資格だけでもさまざまな分野の資格の取得を求められることがあります。

不動産業界で働く上で必要不可欠な宅建士はもちろんですが、インテリアや金融系の資格も取得している営業マンも非常に多いです。

実際に実務において役に立つ場面は限定的であるものの、資格を持っていることをお客様に示すことによって、安心感や信頼感を演出することが可能です。

お客様へ好印象を与えるという意味でも資格を含むさまざまな勉強は不動産業界で働く場合に重要だと言えます。

まとめ

不動産業界は、業界外の人ほど「きつい、大変な業界」という印象が強いかもしれません。

しかし、不動産業界で働くことでしか身につけることができない魅力も多数存在していることがわかったかと思います。

不動産業界への就職を検討している場合は、魅力だけに気をとらわれず、きつい部分も理解した上で自分に合っているか考えるようにしましょう。

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この記事を書いた人

金融機関に10年勤務。2018年宅建士合格。不動産投資歴10年。マンション1棟、タワーマンション、一軒家投資2軒を経験。

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