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不動産業界の今後を考察!業界動向

今、不動産業界は多くの問題に直面しています。

不動産業界の問題と、今後どのような進化を遂げていくべきかについて詳しく解説していきます。

目次

不動産業界の問題

不動産業界は、さまざまな問題を抱えています。

不動産業界は人間の生活に必要な衣食住の「住」を担う業界であることからも、ヒトの流れに大きく影響を受ける業界でもあります。

加えて、日本人の家に対する認識は時代とともに少しずつ変化しており、もはやマイホームを持って家族で暮らすという形が理想とは言えなくなってきたのが現状です。

人の流れや、制度の改定、物価の上昇によって引き起こされる不動産業界の問題について詳しくみていきましょう。

価格が高騰している

近年、不動産の価格は上昇の一途をたどっています。

特に都市圏の土地価格の高騰が全国で見られることから、利便性の高い地域と郊外エリアの土地の価格の乖離が加速しているのが事実です。

そのため、自分で土地及び物件を購入してマイホームに暮らそうとすることが、以前よりも高所得の人に限られてしまったと考えられます。

家を持とうとする人が減ってしまえば不動産業者の活躍できる場も減ってしまい、業界としても衰退していくことは容易に想像することが可能です。

不動産業界としてはより多くの人がマイホームを持つ難易度を下げることも重要な課題であると言えます。

地方の人口が減少している

今、日本では首都圏に人口が集中する傾向があり、同時に地方の人口が減少するという事態が起こっています。

日本人の暮らしの中心が利便性の高い首都圏へと集中し、住みたい街として人気を集める都市の多くは首都圏へのアクセスに優れている街です。

一方で、地方の人口は減少し続けているため、新しく家を建てたりアパートを借りるといった不動産の需要も減り続けています。

今後も首都圏への人口集中は加速すると見られていることから、地方で不動産需要を創出することが業界としての課題と言えます。

住宅ローン控除が改定される

住宅ローン控除の制度内容が改定されることも不動産業界にとっては向かい風です。

住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して不動産を購入した人の金利負担を減らすための制度として国が制定したものです。

この制度によって毎年住宅ローンの残高または住宅取得対価の1%が所得税から控除されていました。

しかし、今回の改定によって控除の対象となる物件の範囲が狭まってしまったため、住宅ローン控除の恩恵を得られる人も減ったと言えます。

結果として税負担が大きくなってしまうため、不動産を持ちたいと考える人が減りつつあることが現状の課題です。

不動産業界の今後

現状、不動産業界はさまざまな問題を抱えていることがわかりましたが、時代に適応するために業界としても変化をしようと新たな取り組みに挑戦しています。

特に、ITを活用して不動産取引に関する手続きを簡略化させようとする動きも強まりつつあることも事実です。

今後は、不動産業だけで企業を成長させていくのは難しいと蚊が得られていることから、他業界とも連携を取りながら収益を伸ばしていく企業が増えていくと考えられます。

不動産業界の今後について詳しくみていきましょう。

提供サービスの多様化

不動産業界は住宅を提供するだけでなく、サービスの多様化を進めています。

例えば、地域一体となって商業施設から医療機関、教育機関といった生活に必要なものをすべて揃えたエリアを構築する構想等も増加しつつあります。

これは、1つの高層マンションを軸とした生活圏を形成することで、高い利便性を持つ地域を作り、住みたいと思わせる居住環境を提供することが目的です。

今までの不動産業界とは違い、提供するサービスの幅を広げたことで実現することができた新たな生活空間と言えます。

デジタル化を取り入れた取引

不動産業界は、ITを駆使してあらゆる取引のデジタル化を実現させようと試みています。

現状、不動産業界はアナログな部分が多く、あらゆる取引や契約の記録は紙媒体であるものがほとんどです。

加えて、不動産関連の取引は複雑な法律も多く、法律の観点から電子化することが難しいということも現状の課題として挙げられます。

しかし、あらゆる業界でIT化が加速している影響もあり、不動産業界でも契約の電子化等の動きが見られることも事実です。

今後も書類の電子化に加えて、印鑑レスやリモートによる重要事項の説明等が実現されると考えられています。

メディア戦略の過激化

不動産業界として、広告活動に力を入れる企業も増加傾向にあります。

最近では業界を問わず、テレビやネットにおける広告活動が盛んになっており、不動産業界も形を変えながらメディアへの露出を増やそうとしていることも事実です。

加えて、最近では紙媒体の広告ではなく、CMやネット広告といった形のメディアを目にする機会の方が増えつつあります。

著名人を起用する企業が増えていることからも、メディア戦略に投資する動きは今後さらに加熱していくと見られています。

まとめ

不動産業界は昔ながらのやり方が多く残っている業界であり、他業界と比べて非効率な考え方も残っている環境です。

しかし、裏を返せば多くの改良ポイントを抱えた業界でもあると言えます。

今後、不動産業界が抱えている問題を解決するためにも、新たな技術や他業界と積極的に連携していけるような企業が大きな成長を遂げていくと考えられます。

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この記事を書いた人

金融機関に10年勤務。2018年宅建士合格。不動産投資歴10年。マンション1棟、タワーマンション、一軒家投資2軒を経験。

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