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不動産業界に転職したい人の志望動機の例文を紹介

人々の生活に不可欠な不動産を商材として扱う不動産業界は取引金額の大きさや給与水準の高さなどが魅力で、転職先として人気を集めています。

転職面接で必ず聞かれるのが志望動機です。会社や職種を志望する理由を明確にして、面接官に納得してもらう必要があります。

この記事では、不動産業界に転職したい人向けに志望動機の例文をご紹介します。志望動機の構成やアピールすべき点などを解説していますので、参考にしてください。

目次

【例文】不動産業界へ転職する人の志望動機

不動産業界へ転職したい人が志望動機を考える時には例文を参考にすることが確実です。その人によって経験は異なりますが、志望動機に盛り込むべき要素や強調すべき箇所はだいたい決まっています。自分の個性が十分伝わるように配慮しながら、例文を参考にしてください。

ここでは、不動産業界で未経験の人が不動産業界へ転職する事例と不動産業界の中でキャリアチェンジを図る人の事例をご紹介します。

未経験者の場合①

前職では、旅行代理店で接客業に従事しておりました。私は旅行は人々の生活を豊かにするものであると考え、そのサポートをしたいと考えておりました。

私の友人でマンションに引っ越した方がいて、住む場所によって、住んでいる人の生活の豊かさが左右されることを感じました。貴社が行っている不動産仲介事業の営業職として入社することで、さまざまな人々に最適なお住まいを提供し、お客様の生活を豊かにするサポートがしたいと考えております。

不動産業界は未経験ではございますが、前職の接客の経験から、お客様の求めているものを汲み取ることに自信があります。お客様とのコミュニケーション能力を活かして、貴社の営業職として活躍したいです。

未経験の場合には、前職と不動産業界の共通点を強調しましょう。旅行代理店の仕事と不動産仲介業の仕事は大きく異なりますが、お客様に接客をして、最適な提案をするという点で共通しています。共通点を強調して、不動産業界でどのように活かせるのかをアピールします。また、「なぜ不動産業界に転職したいのか」について、これまでの経験をもとに述べられるようにしましょう。

経験者の場合①

私は社会の人々に喜びを与える仕事をしたいと考え、前職では個人顧客を対象とした売買仲介営業に8年間従事してきました。8年の間に土地や分譲マンション、戸建て住宅など様々な物件の仲介を経験し、取扱実績は200を超えております。仲介に付随して、接客業務や契約書の作成経験もございます。案件に追われて、忙しい時もございましたが、一人ひとりのお客様に丁寧な対応を心がけ、お客様から感謝して頂いた時に大変やりがいを感じました。

今後は、不動産業界の中で経験の幅を広げたいと考え、投資用マンションの開発・販売で実績のある貴社への志望を決意致しました。貴社の得意エリアである〇〇では前職で仲介を経験したことがあり、入社後早期に戦力になれるのではないかと考えています。前職で身につけたスキルや不動産に関する知識を活かして、将来的には不動産コンサルタントとして活躍したいと考えています。

こちらの志望動機は不動産仲介業から投資用不動産販売へ転職する方の志望動機の例文です。不動産業界で勤務した経験や業種、取り扱っていた商材を記載しましょう。不動産業界内でのキャリアチェンジですが、「エリア」に言及して、即戦力になれることをアピールしている点がポイントです。また、「取扱実績200」のように実績は具体的な数字でアピールして、面接官にイメージを持ってもらいましょう。さらに、将来的な目標について記載し、キャリアの一貫性を強調します。

経験者の場合②

私は人々の生活に密着して、そのサポートをしたいという考えから、前職では分譲マンションの販売に従事していました。5年間の経験のなかで、150件以上の販売実績があり、支店では最優秀賞を受賞したこともあります。

前職に従事する中で分譲マンションだけではなく、より多くの選択肢から一人ひとりのお客様に合った物件を提供したいと考え、分譲マンションのみならず戸建て住宅などの仲介業を経営する貴社の営業職に興味を抱きました。

仲介業務は未経験ではございますが、貴社の取り扱う分譲マンションについて豊富な販売実績と知識がございます。また、お客様とのコミュニケーションの中からご要望の真意を推し測る傾聴力を習得致しました。前職で培ったスキルや知識を活かして、貴社において貢献したいと考えております。

不動産業界におけるキャリアチェンジをされる方の志望動機です。同じ不動産業界といっても分譲マンションの販売から不動産仲介業ですので、扱う商材や職種が異なります。「なぜキャリアチェンジをしたいのか」について動機を具体的に記載しておきましょう。また、前職の経験のうち転職先で活かせそうなスキルや能力を棚卸ししましょう。

実績については具体的な数字の根拠を提示するとともに、何らかの賞を受賞した経験があれば、能力が客観的に評価されたことをアピールできます。

まとめ

この記事では、未経験者と不動産業界経験者の転職にあたっての志望動機の例文をご紹介しました。未経験者の場合には、前職と不動産業界の共通点や活かせるスキルを盛り込みましょう。経験者の場合には、前職での実績や即戦力としてのスキルを強調しましょう。

実際に志望動機を作成する時には業界や企業の理解を深めて、例文と同じような構成でオリジナリティを出しましょう。

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この記事を書いた人

金融機関に10年勤務。2018年宅建士合格。不動産投資歴10年。マンション1棟、タワーマンション、一軒家投資2軒を経験。

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