みなさんは不動産業界にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「お金をたくさん稼げる仕事」「高い営業能力がないと生き残れない」「法律などの専門知識が必要で大変そう」などの様々なイメージがあるかもしれません。
不動産業界に転職したいけど、実際にどんな仕事をしているのか詳しく知りたい方や、未経験で転職しても続けていけるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、不動産の経験はないけど、「興味があるから転職してみたい!」「資格を取得したので活かしたい!」という方のために、不動産業界の仕事の内容や、どんな人が向いている仕事なのかなどを解説していきます。
これから不動産業界へ転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産業はどんな仕事?
不動産業には様々な種類の仕事があります。
転職先によっては、不動産に関わるすべての業務を行う必要があったり「売買」や「賃貸」など、何か1つの業務に特化している会社があるので覚えておきましょう。
ここでは代表的な3種類の業務内容を紹介します。
不動産売買のお手伝い
不動産売買のお手伝いをする仕事を「売買仲介」と呼びます。
売りたい人(売主)と買いたい人(買主)をうまくマッチングさせる仕事です。
売主から不動産売却の依頼を受けて、買い手を探します。
売却額を決めたり、物件探しを行ったりするのでコミュニケーションをうまく取る必要があります。
不動産賃貸のお手伝い
アパートやマンションのお部屋を探している方に物件を紹介する仕事です。
反響営業が多く、店舗に訪れた方や、物件の問い合わせを受けてから物件の案内を行います。
物件の案内から申し込み、お部屋のリフォームの段取りから引き渡しまで幅広い業務を行う必要があります。
不動産を管理する仕事
アパートやマンションの賃貸物件を、所有者(オーナー)に代わって管理する仕事です。
お部屋のメンテナンスや入居者からの家賃回収、クレーム対応なども行います。
オーナーが受け取る、入居者からの毎月の家賃の3%~5%の管理料で生計をたてます。
不動産管理は、クレーム対応や家賃催促など大変な業務が多いため、不動産管理をマスターすれば、不動産業でしっかりと仕事をこなしていけるでしょう。
不動産業界転職のメリットや気を付ける点とは?
人のためになる仕事なのでやりがいを感じることも多いのが不動産業界。
しかし、実際に働くうえで悩みもつきもの。
ここでは、不動産業界のメリットや注意すべき点などをご紹介します。
法律や不動産の専門知識でスキルアップできる
不動産業界の仕事は、不動産の専門知識を学ぶことができるためスキルアップが可能です。
例えば、不動産の知識に加え「税金」「相続」「保険」などの、法律やお金に関する知識を取得することもできます。
実は、これら不動産以外のことは、お客様からよく聞かれることがあります。
業務の中で知識をつけることはできますが、転職する前に予習をしておくことをおすすめします。
ある程度の基本的知識を把握しておくと、他の同僚との差別化が可能ですよ。
金額が大きいため成約するのが難しい
不動産業は、他の業種の営業と違って扱う金額がとても大きいです。
そのため、うまく成約に結びつかず悩んでしまう方もいるでしょう。
積極的に提案したり交渉したりする忍耐も必要なので慌てずコツコツと努力することが大切です。
不動産業界にはどんな人が向いている?
不動産業を行うにあたって、どのような性格の人が向いているのでしょうか。
ここでは、不動産業に向いている人の特徴を3つ紹介します。
どれか1つでも当てはまる人は、不動産業界に向いているかもしれませんのでご安心を。
人とコミュニケーションをとるのが好きな人
不動産業は、土地所有者や賃貸オーナー、リフォーム業者や弁護士など様々な立場の人と多く関わります。
そのため、人とのコミュニケーションをとるのが好きな人には向いている仕事です。
コミュニケーションをうまく取ることができれば、不動産営業でも活躍しやすいでしょう。
人の幸せを喜べる人
不動産の購入は、人生において大きな買い物です。
そのため、人の人生を左右するといっても過言ではありません。
希望する家を探したり、相続した家を売却したりすると売主や買主からとても感謝されます。
人の幸せを喜べる人はこの業界に向いていると言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
不動産業と言っても様々な種類があり、それぞれ特徴があります。
扱う金額が大きいので、慎重さや専門的な知識が必要ですが、慣れていって仕事をうまくこなしていけば未経験者でも十分やっていける業界です。
人と接することが好きで、人の幸せを喜べる方にとってはやりがいのある仕事なのではないでしょうか。
これから不動産業界へ転職を考えている方は、ぜひ思い切って飛び込んでみてくださいね。