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不動産業界への転職理由とは?面接で使える理由を紹介

不動産業界は給与水準が高いことから、異業種からの転職者が多い業界です。転職活動では、転職理由について聞かれることになります。不動産業界のどこに魅力を感じたのか、熱量を持って語ることが重要です。

この記事では、面接で採用担当に好印象を与えることのできる転職理由を紹介します。もちろん、人によって転職理由は異なりますが、転職理由を考える時の参考にしてください。

目次

面接で使える不動産業界への転職理由

不動産業界への転職活動において避けては通れない面接。面接では不動産業界への転職理由が必ず聞かれます。この時にどのように回答するのが正解なのでしょうか。不動産業界を志望する求職者の転職理由として多いものをまとめてみました。

前職の経験を活かしたい

不動産業界で働いた経験があれば、前職の経験を活かすことができるでしょう。不動産業界のなかにも賃貸物件の仲介や新築住宅の販売、投資用マンションの販売など様々な業種があります。同じ業種内であれば、前職の経験やスキルがそのまま活きるので、習得したスキルや知識をアピールしましょう。

一方で不動産業界のなかで前職と異なる業種にキャリアチェンジする場合には、扱う商材や担当エリアなど共通点を探して、前職の経験が役に立つことを強調しましょう。

不動産業界で働いたことがない未経験者はどうすればよいでしょうか。この場合には、前職の職種と共通点を探しましょう。例えば、業界が違っても、営業職や接客業であれば、営業スキルが活かせるでしょう。お客様の要望を聞いて、真意を汲み取るコミュニケーション能力なども重宝されます。

不動産業界が生み出す価値に魅力を感じた

主に不動産業界の未経験者が不動産業界へ転職する時に使うことが多い転職理由です。不動産、例えばアパートなどの賃貸物件は人々の生活に密着した商材であり、誰もが接点を持っています。日常の不動産業界との接点のなかから不動産業界に魅力を感じたエピソードなどを述べましょう。

例えば、「引っ越しによって住環境の快適さが人生の充実度を高めることが分かった」「自分に最適な賃貸物件を真摯に探してくれる不動産営業マンの姿勢に感銘を受けた」など自分ならではのエピソードを交えて、転職理由を述べましょう。

規模の大きい仕事がしたい

不動産業界のなかでも不動産販売業や売買仲介業では、一回の取引で数千万円から数億円のお金が動きます。不動産営業マンのなかには取引金額の大きさにやりがいを感じる人もいます。「規模が大きく、世の中にインパクトのある仕事がしたい」という転職理由を述べる応募者もたくさんいます。

この場合には、前職が営業職で高い目標を達成した経験があると説得力があります。目標を達成する営業スキルはどの業界でも活かすことができるので、重宝されるでしょう。

ただし、規模の大きさに惹かれた場合に「なぜ不動産業界なのか」という視点が求められることもあります。信託銀行などの金融業界や建設業界など不動産業界と領域が重なる業界の出身者であれば、より説得力があります。

給与水準に魅力を感じたという転職理由はアリか?

投資用マンションや大規模なリゾート開発、オフィスビル建設など大規模なプロジェクトに関わることのできる不動産業界では、一回の取引で動く金額が他の業界より桁違いに大きいことがあります。取引金額の大きさは不動産営業マンの給与や福利厚生にも反映され、実績を上げることで1,000万円プレーヤーになることも夢ではありません。会社によっては、コミッションの割合が高く、頑張りが給与に反映されやすいので、お金をモチベーションにする営業マンはたくさんいます。

問題は、「お金」が動機であることを面接で話すかどうかです。この点については、社風によるでしょう。高い年収を目指す熱い志を持った営業マンを求める会社であれば、「稼ぎたい」という転職理由はむしろ好印象かもしれません。

ただし、社風が異なる会社であれば、給与や福利厚生を転職理由とすることに違和感を感じる面接官もいるようです。給与体系や福利厚生は会社の制度設計次第で変更の可能性がありますので、「待遇が気に入らなかったらすぐに辞めてしまうのではないか」という印象を持たれる可能性も考慮しましょう。

まとめ

この記事では、不動産業界への転職を希望する求職者の転職理由について解説しました。転職理由は人それぞれですが、記事で紹介した理由はいずれも説得力があり、独自色を追加するだけで、立派な志望動機になります。

ただし、給与水準を転職理由とする場合には、面接を受ける会社の社風を確認しましょう。同じ不動産業界でも会社によって社風が異なるので、同じ転職理由であっても面接官の抱く印象が変わります。

また、具体的に転職を検討する際に下記に転職に関する記事を書いておりますのでよろしければご覧ください。

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この記事を書いた人

金融機関に10年勤務。2018年宅建士合格。不動産投資歴10年。マンション1棟、タワーマンション、一軒家投資2軒を経験。

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